クライマックス・レーシングの2台が2025年中国GTシーズン最終戦に向けて準備
ニュースとお知らせ 中国 上海インターナショナルサーキット 9月19日
2025年中国GT選手権は、9月19日から21日にかけて上海インターナショナルサーキットでシーズン4戦目、そして最終戦を迎えます。クライマックス・レーシングは、フェラーリ296 GT3とメルセデスAMG GT3 Evoの2台体制で、それぞれGT3 Pro-AmクラスとGT3 Amクラスに参戦します。
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#710 フェラーリ296 GT3は、引き続きチェン・ファンピンとプロドライバーのエリアス・セッパネンがドライブします。2人のドライバーはシーズン最初の3戦を通して徐々に絆を深め、完璧なパートナーシップを築き上げました。彼らは力強いパフォーマンスを発揮し、昨シーズン5月の第2戦では表彰台を獲得しました。しかし、前回の珠海ラウンドでは、710号車は残念ながら両ラウンドでライバルとの接触に巻き込まれ、結果としてリタイアを喫し、シーズン最終ポイントを大きく失いました。今週末のシーズン最終戦が迫る中、この対決は両ドライバーにとって正念場です。フィニッシュまで全力疾走することが、シーズンを成功に導く唯一の道です。
今週末、710号車も最終戦に向けて新しいカラーリングで参戦します。 ------ パイナップルをテーマにしたカラーリングは、夏らしい魅力に溢れています。パイナップルの質感を思わせる鮮やかなイエローのベースに、爽やかなブルーとホワイトのアクセントが加わり、トロピカルビーチの爽快感をレーシングDNAにそのまま落とし込んだかのようです。「Pineapple」の文字と独創的なロゴ装飾が、鮮やかで一目でそれと分かる外観を車両に与えています。夏の魅力とレースへの情熱が融合したこのカラーリングは、サーキットにトロピカルな彩りを添えるだけでなく、チームの幸運への願いを込め、この車両がサーキットで素晴らしい成績を収めることを願う気持ちも込められています。
クライマックス・レーシングは今週末、#999 メルセデスAMG GT3 Evoでも参戦します。ドライバーはジェントルマンドライバーの周碧煌と王中偉の2名です。両ドライバーはメルセデスAMGのレースカーを駆る豊富な経験を持ち、数々のGTシリーズに参戦しています。チームの創設者である周碧煌は、クライマックス・レーシングと共に数々のレースに参戦し、GTワールドチャレンジ・アジアカップでの総合優勝も経験しています。王中偉も長年クライマックス・レーシングに所属し、サーキットで驚異的なスピードを発揮しています。
999号車メルセデスAMG GT3 Evoは、白を基調としたカラーリングに、ダークブルーとゴールドの装飾模様が施されています。このカラーコンビネーションは、エレガントでありながら視覚的にも印象的です。草や花の渦巻き模様を多用した装飾模様は、青白磁の芸術的なスタイルにインスピレーションを得ています。中国の伝統的な装飾模様の柔らかさと洗練さが融合し、流動的でダイナミックな東洋の美学が生み出されています。
チャイナGTシリーズの最終戦は、16のコーナーを備えた全長5.451キロメートルの上海国際サーキットで開催されます。中国で唯一のFIA公認グレード1サーキットであるため、国内ドライバーには比較的馴染みのあるコースです。舗装路面が改良されたことでグリップが大幅に向上し、ラップタイムの向上が期待されています。
クライマックス・レーシングは、このレースに向けて両車に万全の準備を整え、上海国際サーキットでの公開テスト走行で車両を徹底的に点検しました。チームが母国でさらに良い結果を残し、シーズンを成功裏に締めくくることを期待しています。
中国GT選手権
上海グランプリ(第4戦)スケジュール
9月19日(金)
15:20~16:20 フリープラクティス
9月20日(土)
10:25~10:40 予選1
10:50~11:05 予選2
16:25~17:25 レース1(55分+1周)
9月21日(日)
15:10~16:10 レース2(55分+1周)