一般的なレースステータスの略語: DNS、DNQ、DNF、DSQ、NC、RET

レース結果 7月22日

レース(F1、耐久レース、トラック競技など)では、競技者のステータスを示す略語がよく使われます。以下に、よく使われるコードの詳細を示します。

略語正式用語説明
DNSスタート不参加登録または予選通過はしたものの、レースに出場できなかった場合。多くの場合、機械的な問題、怪我、欠場などが原因です。F1では、通常、レース前のマシンのトラブルが原因です。
DNQ予選落ちメインイベントへの出場資格を得られなかった場合。タイム基準を満たせなかったか、予選ヒートを通過できなかったかのいずれかです。モータースポーツの予選ラウンドではよくあることです。
DNF完走できなかった場合レースには出場したものの、完走できなかった場合。通常は、技術的な故障、事故、疲労、またはタイム制限が原因です。
DSQ / DQ失格フライングスタート、テクニカル違反、レース後検査などのルール違反により、結果から除外されます。
NC不合格レースは完走しましたが、公式順位の認定に必要な最低距離を走行しなかった場合。通常、F1などのシリーズではレース距離の90%未満となります。
RETリタイアレース中に、自主的に、またはチームの要請によりリタイアした場合。公式結果ではDNFと互換的に記載されることが多いです。

📌 詳細情報

  • F1では、DNSは、スタート前のウォームアップやガレージでエンジンやドライブトレインに問題が見つかった場合に発生することがよくあります。
  • DNF は必ずしも悪い結果ではありません。DNS よりも良い結果です。なぜなら、競技者が少なくともレースを開始したことを示すからです。
  • レースの 90% 以上を完走した後にリタイアした競技者は、「完走せず」というラベルが付いていても最終順位に表示される場合があります。一方、完走できなかった競技者は NC とマークされます。
  • DSQ/DQ は重大な意味を持ちます。完走した距離に関わらず、結果が完全に無効になります。
  • 多くの公式レース結果シートでは、RETDNF が同義語として扱われています。つまり、リタイアは自動的に完走しなかったことを意味します。

🧭 これらのコードが重要な理由

  • クイックステータスチェック:競技者がスタートしたか、完走したか、リタイアしたか、失格したかが即座に伝えられます。
  • より明確な結果:技術的な問題(DNS)、パフォーマンスの低下(DNQ)、レース中の不調(DNF/RET)、ルール違反(DSQ)を区別します。
  • チャンピオンシップへの影響: 順位(NC vs. DNF/RET)は、ポイント獲得とシーズン順位に影響します。

✅ まとめ

  • DNS: 登録済み → 出走せず
  • DNQ: 予選通過を試みた → 不合格
  • DNF: スタート → 完走せず
  • RET: レース途中の自主または強制棄権
  • DSQ: 結果取り消し(ルール違反)
  • NC: 完走距離不足(順位なし)

これらのラベルを理解することは、レース結果を正しく解釈するために不可欠です。F1、マラソン、トラック競技など、どんなレースを観戦していても、これらの謎めいたコードは、各エントリーの裏にある真実を物語っています。

PEN (ペナルティ)、HRT (ハート)、TP (タイム ペナルティ) など、さまざまなレース分野で使用されるより特殊なコードを知りたい場合は、お知らせください。