中国人ドライバー初の葉易菲がル・マンで優勝!
ニュースとお知らせ フランス ル・マン24時間 サルト・サーキット 6月16日
2025年6月15日、ル・マン24時間耐久レースがついに幕を閉じました。中国人ドライバー、葉易菲(イェ・イーフェイ)率いるフェラーリAFコルセがチャンピオンシップを獲得しました! 2年連続でトップを走りながらも惜しくもメカニカルトラブルでリタイアを喫した葉易菲(イェ・イーフェイ)は、チームメイトのロバート・クビサ、フィリップ・ハンセンと共に、ついにル・マン24時間耐久レースでチャンピオンシップを獲得しました。しかも、このレースで中国人ドライバーがチャンピオンシップを獲得するのは史上初です!
葉易菲は予選1ラウンドでタイヤ1セットのみで最初のフライングラップを完走し、全選手中最速のシングルラップを記録してハイパーポール予選への進出を果たしました。これはタイヤ資源の節約だけでなく、マシンの正確なコントロールも証明しました。後半の電子制御トラブルにより上位進出は叶わなかったものの、その高いラップタイムはライバルたちから秘めた実力の表れとみなされ、最終的に総合13位からスタートしました。
イェ・イーフェイはレースに参戦後、2度のナイトレースに出場し、それぞれ20秒、10秒の差を詰めました。驚異的なコーナリングスピードとリターンラップ戦略でライバルを凌駕し、2度のリードを奪取しました。最終ステージでは、ポルシェチームがラストスパートをかけようとしましたが、AF CORSEはしっかりとトップの座を守り抜き、ついにトップに立ちました。この勝利により、フェラーリはル・マン24時間耐久レース(2023-2025)で3連覇を果たしました。
葉易菲は2024年9月2日に開催されたWECローンスター・ル・マン6時間レースで総合優勝を果たし、世界耐久選手権(WEC)で優勝を果たした初の中国人ドライバーとなりました。ル・マン24時間レースでの勝利は、中国人ドライバーが国際耐久レースのトップクラスにおいて歴史的な躍進を遂げたことを象徴するものです。
中国人ドライバー、葉易菲、おめでとうございます!